地獄の黙示録
えっと〜 なんだかんだでこの映画観たの1ヶ月くらい前になっちゃったので細かいところ覚えてません。。。(汗

で、面白かったかつまらなかったかで言ったら、面白かった。
まずのっけからイッちゃってます。冒頭でラリった主人公が暴れて部屋の鏡割って手を怪我してたりするし。まぁそんなのはどうでもいいっす。
この映画の見所はなんって言っても、サーフィンをやるためだけにベトナムの村を焼き払うキルゴア中佐。かなりのイカレポンチです。
画像を用意したので、少しでもそのイカレポンチぶりに触れてもらえたらと思います。

画像を見てもらう前に補足を入れると、最初サーフィンの場所を確保するためにキルゴア中佐はヘリコプターで敵の本拠地を襲います。そして戦闘が続く中、以下のやり取りがあるのです。

1.陸地に着くなり開口一番キルゴア中佐は叫びます
2.必死に忠告する部下
3.あらあら怒っちゃった(ちなみに後ろに見えるのはベトナム人捕虜)
4.それでもキルゴア中佐は叫びます。ヘリコプターも砲撃されてます
5.部下の声。画面は波ではなく砲撃の水しぶき
6.部下も必死!
7.オレが法。オレがバイブル!と言わんばかり
8.脱いじゃいます。ここまでくるとタダの駄々っ子。
9.そして対岸のゲリラがうるさいと、ナパームで爆撃を指示。

こうして無類のサーフィン好きキルゴア中佐のために村ひとつが壊滅しました。

ちなみに付け加えておくと、このナパーム爆撃のせいで爆風が波を打ち消してしまい、中佐はサーフィンすることができませんでした。ってか、その失意中にサーフィンボードまで盗まれる始末。
もう中佐ってば一人でキャラ立ちまくってます。ずる〜い。ってカンジ。
まぁタイプとしてはフルメタルジャケットのハートマン軍曹と同じです。
それにしてもベトナム戦争の時の上官ってみんなこんなだったのでしょうか?
そりゃーつねにLSDでも打ってラリってなけりゃやってられないでしょう。ってか、こんな上官ばっかだったから、ベトナム帰りのランボーは暴れてしまったのでしょう。。。 ってこの件はどうでもいいっすね。


あぁあとこの映画の後半部分で牛を屠殺する場面(1.2)が出てきます。
スーパーに行くと白いパックに入り当たり前のように売られていて、まるで工場で無機的に生産されているような錯覚すらする、獣肉。
実際は毎日屠殺場のおじさん、おばさんが首を切り落とし皮を剥ぎ臓物を取り出し、血と骨を抜き取ってるってことを久しぶりに思い出した。
そういえば「カルネ」って映画でも馬を殺してたなぁ。などと思い出してみた。

あぁ実際の映画についてほとんど書いてないなぁ。
えっと〜 ベトナム戦争の〜、ってか戦争の〜、不毛さが少しはわかりました。そんなとこでいいかな。あぁあとアメリカってバカね。

満足度★★★★☆
(ふとした拍子にDVD買っちゃいそう)


2003/10/19(Sun) 19:34記入

ボウリング・フォー・コロンバイン
この映画ケッコウ日本でもヒットしましたよねぇ。
その理由を少し考えてみた。この映画が日本でヒットした理由。それはトリビアの泉と同じ原理だと思う。
中盤に入るマンソンの話とその後続けて入るアニメ、時間にして合計5分くらいだろうか、2時間中5分。それさえ押さえてしまえばこの映画全てをわかったような気分になれるから。
ホントに言ってることの内容は高校生くらいの夏の研究課題程度のレベルだと思う。マスコミが人々に恐怖を植え付けるからアメリカでは銃犯罪が起こる。要約するとそれくらい。
しかしその飾りつけとして、実際に人が銃で撃たれるショッキングな映像、鈍臭いアメリカ人、悪の象徴としての全米アメリカライフル協会を効果的に使っている。
もうね水戸黄門と一緒。勧善懲悪的な作用が生まれるの。水戸黄門と違うのは見た人がちょっと賢くなった気がするって言う点。
バブルの時じゃ流行らなかったんじゃないかなぁ。。。 などと思ってしまった。

ってね、ホントはオレも途中まではケッコウ面白く見てたんですわ。でもこの映画途中から雲行きが変わってきた。
この映画は前半、アメリカという消費社会におけるマスコミを批判している。
だけど、なんと後半はあれだけ批判していたマスコミの力を使ってKマートというアメリカ最大のスーパーマーケットを屈服させてしまうのだ。
また、全米ライフル協会の会長のもとを訪れた際はインタビューの内容はそこそこに、インタビューのあと会長宅の軒先にライフル被害者の少女の写真をそっと置いてくる場面があるのだ。キショイ!!すげーキショイ!いやがらせかよ。カメラの前でやることじゃないぜそりゃ。
まぁ前述の通り構成上、勧善懲悪映画に仕上がっているのでそんなことに気づかず「もっとヤレ!」と思ってしまう人も多いだろう。
これこそマスコミの恐怖。
この映画の監督マイケルムーアは自分で批判しているマスコミの恐怖ってヤツを自分から素で表現しているのだ。痛たたた。

まぁ題材と編集の仕方はとてもいいと思う。サウンドトラックもイマドキ(死語)だしね。
銃なんかいらないよねそれだけ。

満足度★★★☆☆


2003/09/15(Mon) 22:07記入

イージーライダー
まず一番最初に言いたいのはサウンドトラックがめちゃくちゃカッコイイ。
ステッペンウルフ、ジミ・ヘンドリックスその他もろもろ(おいらの勉強不足で初めて聞いた曲も多かった)の人たちの曲が見事に映像にマッチしてる。
冒頭、麻薬の売人をしてひと稼ぎした主人公ワイアット(ピーター・フォンダ)とビリー(デニス・ホッパー)たちが、新しいバイクを買い、世間のしがらみを捨て(時計を捨てることで表現してる)放浪の旅に出るとき流れるステッペンウルフの「ワイルドで行こう(Born To Be Wild )」なんてカッコよすぎ。
他にもラスト手前で入るロジャー・マッギンの「全部OKさママ(It's Alright Ma)」アコギとハーモニカをバックに吐き捨てるようなラップ(?)すげーかっこいいっす。シビレるね。

全体の内容としてはヒッピーやそれに伴うドラッグ文化を垣間見ることができる。
また自由の国アメリカの自由の実情も風刺されている。
劇中で語られるセリフ「自由を説くことと自由であることは違う。だれもが自由を語るが、自由な人間を見るのが怖いんだ」は印象的。
主人公たちは自由に振舞い、そして自分たちの進む道を思うがままに行く。
特に悪いことはしなくても自由な彼らは人目に付き、そんな彼らを周りの人間は排除しようとする。
そして迎える衝撃的なラストシーン。
ビリーは売人をして儲けた金で安泰な生活を求めていた。だけどワイアットは最初から何も求めていなかった。それがわかるラストシーン。やさぐれすぎてて思わずこのラストシーンに涙してしまった。

とまぁいろいろ書いてきたが最後以外は風景のように流れる映画だ。
(だからこそ最後は衝撃的に見えるのだが)
作風自体も暗くはないのでBGV的に脱力して見るのが好ましい。
登場人物は主役はもちろんのこと、その他の脇役もカッコいい人が多いし。特にヒッピー村の娘や街娘は悪くない。

そうそうビートルズのホワイトアルバムに入ってる曲「Revolution 9」みたいな曲が好きな人にはたまらない映像が出てくる。そういうの好きな人にはおすすめ。

満足度★★★★★
(DVDそのうち買う)


2003/09/14(Sun) 19:50記入

光の雨
学生運動の時のお話。
現代の若者たちが、あさま山荘事件で有名な連合赤軍を劇中で演じ、その役者というフィルターを通した感想という”シナリオ”を見せるという非常に回りくどい映画。
この作者が左右どっち寄りの人か知らないし、映画「突入せよ!あさま山荘事件」の時も書いたように、おいらはこの時代のことを何もしらない。だからよくわからんのだけど、この映画で描かれているようなことが本当にあったのならそれは極めて異質であり、狂気である。それは間違いない。
劇中では、革命戦士になるという名目で集まった青年たちが、同士によって自己批判を迫られる。一度自己批判を始めると周りの相互批判によって孤立状態になる。そして、その果てに総括という名のリンチが始まり。。。最後は「死」そのものが総括となる。かなりイカレてる。腐ってる。吐き気がする。
世の中を変えようとした人間のスカラーが銃を持つことによりベクトルになり、そのベクトルが集団で行動するとこにより狂気に走った。そんな印象を受けた。某宗教のようだ。
彼らは結局何がしたかったんだ?人に迷惑をかけているだけじゃないのか?革命をすると意気込んで空回り迷惑かけるだけかけて挙句は自己満足のリンチか。
まるでわからん人たちだ。
でもまぁ、この学生運動をリアルタイムに過ごした人はもっと別の感情を持つのだろうか?
まぁ、この劇中で起きたことが誰の目からみても明らかであれば連合赤軍ってヤツラはただのマス掻き野郎だな。

革命という概念、またそれを行おうとする際に起きる瞬発力はすばらしいものがある、しかし右翼も左翼も、宗教も、傾くヤツは正直ウザイ。
と、そんなこと言うオレは愛がない。

そういやこの学生運動やってたやつらって、ちょうどオレと同年代なんだよなぁ〜


満足度★★★☆☆



蛇足
あぁ映画自体にあんま触れてないや、主演の山本太郎なかなかやるじゃん。元気が出るTVで「めろりんQ」と体に書いて暴れていた彼がこんなちゃんとした役者になるとは、、、 当時中学生だった自分には想像つかなかったっす。彼が演じた倉重のようなリーダーがいたらかなり厄介。こえ〜演技してるよ。
それとこの映画で、「あさま山荘」に引き篭った連中はすでに統率力を失った連中とはじめて知った。

↓参考資料(全共闘時代の用語辞典)
http://www.asahi-net.or.jp/%7Egr4t-yhr/zenkyoto_sa.htm

これ読むとその時代の学生運動にも多様性があったみたい。
深く知る気にはならないけど。

2003/10/20(Mon) 21:37記入

突入せよ!あさま山荘事件
この映画は実際に起こった「あさま山荘事件」を当時指揮に当たった佐々淳行の視点から捉えたドキュメント映画である。
よって主役の佐々さん(役所広司)メチャクチャかっこよすぎ。指揮のあいまいな上司には「私が指揮をします」と言い、現場では率先して最前線に出向き、、、
もうねアレですよアレ。
「事件は会議室じゃなくて現場で起こっているんだ!」くらいのこと言っちゃいそうな勢い。

具体的に内容を見ていくと、前半はとてもほのぼのとしている。事件が起こっているのに緊張感があまりない。佐々さんの視点からみて長野県警のおっとりしたところを表現したのだろう。もっと言うと、長野県警のプライドだけ高くて無能っぷりを批判したのかもしれない。とにかくこの映画で描かれる長野県警の連中を見ているとやきもきします。
そして後半は突入。突入にあたり実際にクレーン車の鉄球を家に当てそこに放水をしているので臨場感あります(当時を再現)。また突入時の部隊の混乱ぶりにはこれまたやきもきしつつで思わず手に汗握ります。とまぁ、それらやきもきを一手に解決してしまうのが佐々さんなんだけどね。
映画で見るとひたすらヒーローでカッコイイんだけど、文章としてこの人の原作を読んだらそのカッコよさが鼻に付くかも。とか思った。
まぁ良くも悪くも佐々さん一人の映画。
役所広司の演技はかなりうまいし、映画としてはそこそこ楽しめた。

満足度★★★★☆


[補足]
あさま山荘事件について関連資料
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/rengou.htm

この資料を見ると、「あさま山荘」事件だけに費やした予算は国費2675万6000円、県費6983万7000円、総額9659万3000円であった。とある。
一件の事件に1億円(30年以上前)近くの予算が組まれていたなんて、、、驚きである。
まぁそれは置いといて、長野県警が6〜7割の予算を出していることから、長野県警が執拗にプライドを誇示してきたのはむしろ当然かも知れない。
「あさま山荘」事件をちゃんと知るためには、この映画だけでなく複数の視点(長野県警や赤軍側)から見ることが必要なようだ。


2003/09/10(Wed) 02:24記入


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